先輩スタッフの声
鳥居金属興業株式会社で活躍する、現役の先輩社員からのメッセージをお届けします。それぞれ自分の街・職場で持ち前の個性を存分に発揮していますので、その思いと日常をのぞいてみてください。
小野寺 宏規 平成21年4月入社
皆の力が結集して商品が採用された現場は感動ひとしお
開発課という部署に所属して新規のお得意先の獲得と、既存のお得意先への対応などが現在の主な業務です。アルミ商品のご提案から始まった見積もり、打ち合わせ、そして工事の段取りなど一連の流れに関わる重要な仕事を担当しています。特にこの仕事には必ず納期があるので、その納期に向けていかに効率良く、段取り良く、仕事を進めていくかが腕の見せどころだと思います。
段取り良く仕事が進んで納期に間に合えば良いのですが、必ずしもご要望通りにならないことも現実にはあります。そのせいでこれまでの信頼を一発で失ってしまうことにもなりかねないので、信頼され続けることの難しさと大切さを日々感じています。
それだけに計画段階から何度も打ち合わせをしてきた現場で自社商品の採用が決まって、それが完成して現実のものとなった瞬間の喜びはとても大きいものがあります。自分一人の力だけでできるものでは決してなく皆の力を合わせた結果なので、それが一層喜びを大きくさせてくれます。
「上の人」と自分との距離が近い会社
私が鳥居金属興業を知ったのは、大学の就職課に来ていた求人でした。就職課の先生から紹介してもらったのと、大学の先輩がすでに勤めていて活躍中であったことにも安心感や親近感を覚えました。
実際に入社してみて思ったのは、社長や上司といった「上の人」との距離がとても近いことです。大企業であればその間にたくさんの関門があると思いますが、自分を見てもらうのも、また自分から意見を言ったり提案をするのも距離が近いので伝わりやすいと感じます。
これは入社する前から思っていたことでしたが、入社してからもその通りだと思っており、働いていく上で当社の魅力ではないかと思います。
この仕事の難しさとして信頼され続けることを挙げましたが、この信頼に必ずしもお応えできない時にどうするかがひとつのポイントだと思います。納期に間に合いそうにないのであれば、どう説明するか、どう理解していただくか。普段からのコミュニケーションや信頼関係がものを言う場面なので、どの現場、どの案件であっても誠心誠意向き合うことの大切さを実感しています。
これからもお客様と顔を合わせてお話をして、人と人との付き合いを大切にする姿勢はお客様だけでなく自分自身の利益にもなることではないでしょうか。
岡田 圭人 平成25年4月入社
仕事を取ってきてはじめて技術やシステムが活かされる
実は私は、鳥居金属興業に入社することに特にこだわりはありませんでした。お客様と接することが最も多く、最前線でもある営業職を希望していたのでその仕事を思う存分できるかも知れないと思ったのが入社の動機です。営業職に対するこだわりというのは、どんなに優秀な技術やシステムを持った会社であってもそれを活用できる仕事がなければ意味がないという思いから来ています。仕事を取って来てこそはじめて仕事が動き出すという思いは今も同じで、日々得意先の新規開拓や既存得意先への製品PR、管理業務などを行っています。
単に売ってくるだけ、お客さんを見つけてくるだけという営業ではなく、施工に関する全般に関与して打ち合わせをしながら丁寧に施工を進めていくのも私の仕事です。
それともうひとつ、私が鳥居金属興業に入社した大きな動機があります。それは面接をしてくださった支店長の人柄に魅力を感じたというもので、この人が上司ならいいなと率直に思ったことがご縁になりました。面接試験は緊張するのが当たり前ですが、そんな私に対して緊張しなくても良いし、リラックスして面接に臨んでくれたら良いよという言葉をかけてもらったことが心に残っています。
上司に恵まれた環境でのキャリアアップ
面接試験の時から始まっていた「良い上司との出会い」は、その後も続きました。どんな人も上司を選ぶことはできませんが、その意味ではとてもラッキーだったと思います。新規得意先や既存の得意先へ営業活動に行く時や難しい現場を担当した時も付きっきりでフォローをしてくれたことが今も心に残っていて、やっぱりこの会社に入って良かったと思わせてくれました。
また、上司に恵まれていると自分自身のことを客観的に評価した上で適切なアドバイスをもらうことができます。これは成長やキャリアアップという意味でとても大きなことで、自分自身を見つめなおす機会に恵まれていると実感できます。
この仕事は人と接することがメインで、しかも信頼ありきです。そのためコミュニケーションの大切さや難しさは日々感じています。言葉ひとつで相手を不快にさせたり、信用を失うことも決して珍しくはないと思いますので、物事は正直・誠実に伝えるのが一番だと心得ています。もしミスをしてしまったら変に取り繕うとはせず、正直に謝ること、これに尽きます。そこから誠意が伝われば、より良い解決の方法を模索することもできるのです。
もともとやってみたかった営業職をメインに、これからもお客様に一番近い最前線で切磋琢磨していきたいと思っています。